マイケルジャクソン

マイケルジャクソンの映画を観た。10歳年下の彼はジャクソン5時代に歌の上手い子供だなぁと思ったのが最初である(おそらく40年位前だろうか)。グループを離れてからはあまり自分の印象では覚えていないが、数少ない日本公演に1度行ったのを覚えている。その後活躍し、数々のヒットを生み出しているが、自分の音楽の趣味とは離れていたので存在を意識したことはあまりなかったが、10年前に死亡した時は数奇の運命だったのだろうと思っていた。しかし、2年前にNYでミュージカル「MJ」を観て懐かしい曲と共に彼の悩める人生を垣間見て、改めて凄い人だと認識したのと同時に興味が湧いた。昨年にもまたNYで「MJ」を観て、役者は変わっていたがとても楽しかった。今回の映画ではミュージカルと同じような時代をなぞる形のストーリーだったが面白かった。スターになってから亡くなるまでのことは謎めいた人生だったが、きっとその辺にまで踏み込んだ映画などが出来ればまた話題になることだろう。しかし、自分が思うに彼の人生は一生ずっと無邪気だったのではないかと思う。音楽に対しても、街の浮浪者に対しても、ネバーランドにしても素直に思うことをしているが故に様々な邪気のある人達と軋轢を生んでいったのだろう。数々の名曲の裏に秘匿性があるのは確かだと思うが、多くの誤解や軋轢、そして彼の純粋さが死を早めさせてしまったのではないかと改めて思う。上手く生きれば長い命になったかもしれないが、上手く生きれなかった所に彼のスター性が存在している。