運転手の雇用

かつて上場企業のオーナー経営者という立場でいた時に、運転手付きの車に乗った方が良いと言われたことがあるが断り続けていた。何故かというとまずは月間200万円ほどの維持費、そして毎日そんなに出かける用もないということだ。当時自分は50%強の株を持っていたので、仮に企業価値を営業利益の10倍と計算するなら、月間200万は年間2400万円。2400万の10倍、つまり2億4千万円の半分1億2千万円の個人資産毀損になるという計算だ。そう思うとなかなか使えない。千円の無駄遣いは5千円の資産毀損だ。もちろん毎日のように法人営業的な仕事があるのなら別だが、ただ車と運転手を待機させとくのも勿体無い話だ。同じようにファーストクラスも社内規定では使用して良いようになってはいたが、ほぼビジネスクラスしか乗ったことがない。ビジネスクラスで十分な広さがあるからだ。
そんな風に過去を過ごしてきたが、引退して5年ほど経ったのもあり、今回運転手付きの車を手配することにした。また何でと言われるかもしれないが、老化を気遣ってのことだ。使用するのもカミさんをメインにと思っている。自分はジムに行ったりするのも自分で運転したりするし、タクシーでも構わないが、カミさんも何かとクリニックや美容院、ネイル、あるいは花や料理教室など出かけることが多い。その度にタクシーや地下鉄を使っているが、そろそろ転んだりとか含め出かけるのが面倒な歳になってきたように思うし、もう車の運転もしないので免許の返納もするそうだ。なので、どちらかというと自分が使うというよりはカミさんが使えば良いと思っている。また資産の毀損などということも考えなくてもいい企業体になったので、カミさんには十分活用して出かけて若々しさを保ってほしい。車は自分が勝手に車種や色、仕様などを決めてしまったが、秋にはプレゼントできると思う。