THE LIFEFUMIO TAKASHIMA
ダイアリー2026.8.16

静かになった

娘家族もジュネーブに戻り、新居の後片付けや、孫達の新しい学校の準備をしているのだろう。しかしこちらは改めて「来て嬉しい、帰って嬉しい」じゃないが、大勢でガチャガチャしていた毎日が夫婦だけになり、ホッとした感じだ。孫の成長を見ているのは楽しいが何かと気忙しい。TVもほとんど占拠されてしまう。また食事も大勢で楽しいが、落ち着かない。また料理も帰った途端、醤油、酒、みりんの使用量が増えた。オリーブオイル、塩、レモンも美味しいが、旨い野菜は味付けを和風にしてホッとしている。チキンは塩で焼いて、七味で焼き鳥風に食う。ナスは揚げ浸しに。ズッキーニやパプリカは豚肉と野菜炒めに。何かと味付け次第で和風になるものだ。持ってきたラーメン、そば、そうめんなども底をついてきた。

アジアンスーパーが何軒かあるので基本は困らないが、微妙なものが売っていない。酒やウイスキーはあるが焼酎が売っていない。マッコリもない。あと意外に見つからないのが片栗粉だ。パン粉、小麦粉はあるが、片栗粉が見つからないのでトロみや唐揚げに困る。あとは薄切り肉がない。生姜焼きなど炒め物に使うには少し工夫して切らないといけない。魚介類も美味しいが、こちらには締めの技術が無いらしいのと、熟成などは難しいだろう。魚の身は全体的に水っぽいことが多いので、塩を振って余計な水分を出したり、キッチンペーパーで何重にも包んで冷蔵庫に入れておく。また身割れが多く扱いにくいので、小さくするよりは大きな切り身で扱う方が料理しやすい。マグロや鯛などは刺身にしてみたが普通だ、たまに鰯の鮮度が良いのがあると手でさいて刺身にするが、これを生姜醤油で食べるのは旨い。あとは鮮度の良いイカも旨かった。またエビは日本より圧倒的に安く、サラダに、炒め物などに重宝するが、やはり水産物は総じて日本の方が旨い。これはおそらく獲った後の処理の問題も大きいのでは無いかと思う。とにかく、肉も魚もドリップが多い。あと10日弱の滞在だが、工夫をしながら楽しんでいこうと思っている。

滞在中にもう50年以上も経った家なので増築や建て直しなどいろいろ考えたが、来年大幅なリノベーションをすることにした。どうも建物や庭は保護区域で大幅な変更はできないらしい。なので躯体をいじらずに、内装、家具、キッチン、各部屋をホテル仕様になどをして、アップグレードしようと思う。来夏は貸し出しすることにしたので、秋以降改装し、再来年夏に使えるようにということだ。ベルエポック調の雰囲気を更にヴァージョンアップなので、そのバランスに気を遣う。近所に出来たマンションの特別良い部屋を見学に行ったが、ベルギーのデザイナーを使っていて素敵だったので参考にできればと思う。イタリアモダンでもないし、クラシックでもないし、南仏らしい品の良さを出したいものだ。