アメリカ横断 DAY10

いよいよバイクチームの最終日だ。シカゴまで320K。レンタルバイクゆえに12時までに返さなくてはいけないので朝6時起きで7時に出発した。最初は170K。次に100K、そして50Kと間隔を詰めてゴールのシカゴを目指した。最後まで無事でいて欲しいと願いながらバイクの前に出たり、後ろについたり。そして満タン返しのガソリンを入れ、ついに9月18日11時53分にシカゴのEagle Riderにゴールしたのだ。長い長い3800Kの道のりを無事にクリアした瞬間だ。4人ともハグして喜び合った。
思えばバイカーの二人もそうだろうが、未知の地へ行くというのは不安である。いろんな人が銃社会だから気をつけろとか、危ない街に気をつけろとか言うし、こちらもまだ西部劇に出てきそうなポツンと1軒のバーがスタンドの脇にあるようなイメージだったし、ギャングみたいな連中が道を塞いだらなどと想像もしていたが、確かに危なそうな街はあったが、想像とは全く近代的なアメリカだった。カリフォルニア、アラバマ、ニューメキシコ、テキサス、ミズーリ、イリノイと来たわけだが州によってイメージがずいぶん違う。端的に言えばカリフォルニアから徐々に荒れた州になり、南部を過ぎて東に行けば行くほど文化度が上がってゆく感じだ。とはいえやはりアメリカ合衆国だ。西部劇みたいな感じでもないし、それなりの文明が隅々まで行き渡っている感じはする。またネイティブアメリカンの文化保護もちゃんとしているのでSedonaやSanta Feなどはもうちょっとゆっくり観光がしたかった。
シカゴについて有名なステーキハウスBavette`s Bar&Boeufで完走記念プチパーティーを行いバー、ジャズバー、ラーメン屋と都会の夜を味わった。
とにかく無事にゴール出来て良かった。車ならまだしもバイクの事故はケガ、もしくは下手をすれば死に繋がる。そういう危険と裏腹の旅は緊張するものだった。安堵感からか睡魔と共に熟睡した夜だった。