THE LIFEFUMIO TAKASHIMA
ダイアリー2026.8.12

一応仕事らしいことも

ここ南仏にいてヒマはヒマで、もちろんそれは自分が望んでいたことなので毎日快適に過ごしている。台風のことも気にならないし、夜遊びの誘いももちろんないし、同伴の誘いもここまでは手が届かないので健康的に過ごしている。毎朝のラン&スイムも各100キロ、12キロを超え、自重を使った筋トレの成果で体重は5キロ落ちた。まぁ、それは当初の予定通りだからこのまま続けたいが、実はこのバカンスの間に家族の話し合いを行った。それはファミリーオフィスをつくるにあたっての家族への説明と承認だ。「家族憲章」なるものをつくり、家族とは誰のことを指すのか、また世代が変わってゆくとともに将来はどうファミリーオフィスを運営してゆくのか、支配権は誰が持つのか、事業等はどうするのかなどについても触れ、家族の理解とサインを得た。自分が稼いだ金を全部使うのもありだが、せっかく自分の場合は孫の代まではいるので、その後のことも考えファミリーオフィスという形態で未来何代までも発展させて行ってもらいたいと思っているが、ここにきてAIが登場したことで世界中のファミリーオフィスが変化してきたことが面白い。日本ではまだ馴染みの薄いファミリーオフィスだが、シンガポールでは2000社あるし、UBSのファミリーオフィス調査では307のオフィスの平均資産は4000億円らしい。AIの登場で何が変わるかというと投資の一元化と様々なアセットのプライオリティとポートフォリオがデイリーで変化対応出来、今まではPB、会計士、弁護士などの様々な提案や処理を仰いでいたのが、AIによってこちらが逆に指示を出すようになったり、様々なアセットの評価の洗い替えを常時行うことができ、素早い投資判断が出来ると言うものだ。上場株、未公開株、不動産、アート、車、そしてそれらに関わる税務、法務、財団構想など。正直、今まではPBに預けっぱなし、不動産は不動産、アートはアート、車は車、そしてまとめの決算は税理士。コンサルは会計事務所みたいなところがあったが、全部のバランスを組み込んだ形に出来ると思う。例えば1億のお金を今何に投資するのが5年後10年後にどうリターンするのか?リターンだけではなくバランスはどうなのか?それによってPBや不動産会社、ギャラリーなどにも指示をこちらが出すようなAI武装をしてゆきたい。このようなFamily Office + AI Asset Management OS + 複数のPBを組み合わせてゆくとチャッピーの試算では年間の利回りは2%強プラスになってゆくらしいが、これはものすごい大きな価値で、数億円のAI投資はすぐに回収出来てしまうし、現況+2%強が複利で回るとすると孫が油の乗った40歳くらいではアセットは膨大な金額になっているはずだ。

友人達からも話を聞くことが多いが日本人の場合は①会社売却→現金化→税金→PB/証券などで運用+不動産購入+消費 だが、欧米の場合は②会社売却→現金化しキャッシュをファミリーオフィスへ→分散投資→ポートフォリオを担保にローンを引っ張る→不動産購入や事業投資案件→元本は出来るだけ棄損させない という形態だ。弊社も②の形をとっているので元本はそのままで常に運用益を含みに膨らませ続けさせている。また投資した不動産、車、アートなども益を含んで入るが、バランスという面では勘的な許容範囲という程度だ。またマクロ的、ミクロ的な情報を細部に渡り集めてから検討しているわけでもない。その点は確実にAIに任せたほうが良いに決まっている。それなりの規模のファミリーオフィスには何十人ものアセットマネジメントする人が働いているが、バランスやプライオリティはあくまで人為的だ。ここにAIを投入し素早い判断をすることがこれからのファミリーオフィスの差になるだろう。そしてもう何十人もスタッフは要らない。せいぜい10人くらいでじゅうぶんだ。

もう現実の仕事から離れて久しいが、AIマネジメントによるファミリーオフィスというのはとてもやりがいがある仕事?だと思っている。孫には何を学ばせ、どういう感覚を身に付けさせたら良いかも含め、自分が死んでからも続く歩みだ。今までのように資産管理会社という体はもう必要ない。AI武装で今あるアセットをどこまで増やせるかの新たな局面に世界のファミリーオフィスが動き出し始めている。