THE LIFEFUMIO TAKASHIMA
ダイアリー2025.5.25

地震について① いつ起きるのか、そしてどのような被害になるのか

今後30年以内に大型地震が起きる確率80%と言われているが、30年以内と言われてもそれは明日かもしれないし、30年後かもしれない。しかし、過去日本では何年かおきにマグニチュード8クラスの地震が起きている。日本の太平洋側でユーラシアプレートにフィリピン海プレートが下に潜り込む形で毎年数センチずつズレて100〜150年周期で一気にそれまでのズレが弾けることで大地震が起きる。東日本大震災も大地震ではあったが太平洋プレートと北米プレートとの歪みであり、南海トラフとはまた別物であるが、1944年の昭和東南海地震、1946年の昭和南海地震というM8クラスの震災。今はそれから約80年経っている。ではその前はというと1854年に起きた安政の大地震だ。つまり安政の大地震から90年後に昭和東南海地震が起きている。また安政の大地震の前は1707年の宝永の地震で間隔は147年だ。つまり147年、90年、そして80年経過という間隔だ。となると、あながち今後30年という確率は今すぐではないにしろ、90年後となる2035年以降はかなりの信ぴょう性を帯びてくる。つまりあと10年だ。そういうカウントダウンが始まっていることを認識した方が良いだろう。

そして最悪の事態は南海トラフ大地震と、首都圏直下型大地震が同時に併発することである。そうなれば東京、名古屋、大阪という日本の3大都市が被災することになる。しかもその被害総額はなんと2400兆円を超えるらしい。現在の国家予算の約20倍以上、GDPの4倍以上だ。金額ではそうかもしれないが、日本の人口構造も含めて考えると、その被害はもう国家存亡の危機であるということだ。おそらく東京、大阪は真っ先に復興させるだろうが、場合によっては名古屋や地方都市は復興する人もいなければ、被災状況によってはもう復興しないという選択になるかもしれない。つまり日本全体の復興にはおそらく10年、20年、あるいはもっと多くの時間がかかるかもしれない。太平洋側の地方都市は何もできないまま荒廃した状況が続くわけだ。そう考えると、国は一刻も早く東京の1極集中を分散しなければいけないのにまだ逼迫した感じは何もないし、国民に対しても被災対策などの具体案は何も示されていない。つまり、国がしないなら、個人が命も含め未来をどうするかを考えることだ。他の国からの援助はもちろんあるだろうが、援助ではなく国に攻め入られることも考えなければならない。事実過去には安政の大地震の対応で追われた江戸幕府は江戸の復興に時間を費やしている間に地方の統治が緩んでしまい、薩長などに攻められ、大政奉還に追いやられているし、1180年の治承地震で平安時代が終わり、鎌倉幕府制定へ移行した経緯もある。つまり地震で政権がひっくり返っているということだ。2400兆円の被害を今の政府に対応できるだろうか?何十年もかかる復興だ。あと10年しかないと思うと、国もさることながら、当てにならない国より、自分がどうするかを真剣に考えた方が良いと思う。