フェチ論

人間多かれ少なかれフェチというものがあるものだ。女性からだと男性の指、背中、声、胸板、筋肉など聞けば大概一つや二つはあるものだ。男性からすれば胸、髪、ワキ、脚、指、あるいは下着などかなぁ。あと匂いというのもあるだろう。なぜそこに興奮するかは個人の心の奥にあるものなのだろうが、例えば女性がファザコンで男の胸とか指とか言うのはわかる気がするし、男もマザコンで母性を求めて胸を求めるのもわかるような気がする。おそらく何か性格や生い立ちの中で刻まれたものが起因している気がするのだ。そういうフェチは普段は隠しがちだが、何気ない日常の中で他人の自分の好みのフェチ部分が見えたりすると密かに興奮するものだ。
またフェチを公言している人もいて、ウルフルズのトータス松本は脇フェチを公言し、彼のライブでは「みんなノースリーブで来いよー、で拍手は両手をあげてしろ」とマイクで叫んでいる。また吉田拓郎はかつて「横たわっている女性の乳頭からまっすぐ横下に10センチ下がったところに俺の故郷がある」と深夜番組で語っていた。かなりピンポイントなフェチの場所である。
自分はフェチというのは珍味みたいなものじゃないかと思う。よく「◯◯◯には目がないのよー」というものだ。カラスミや白子やホヤ、パクチーなど(他にもいろいろあるだろうが)、そういうものに似ている。そういうのはみんなで箸をつつくというよりも、できれば密かに独り占めして食べたいものだ。
誰にも言わずに自分のフェチを隠しながら楽しむ人もいれば、ある程度公言し、相手に理解を求める人もいる。自分はどちらかというと後者かもしれない。
ん?何フェチだって?それは言えないなぁ。ふふふ、あんたは?