脱EV

自動車業界各社が進みすぎたEV化の大幅な赤字を計上している。思ったほどEVが売れないらしい。そりゃそうだろうと思う。数年前にEV車を買ったことがあるが、都内を中心に乗る程度なら問題ないだろうが、せっかく充電しても茨城までサーフィンに行ったらもう充電が無くなるような車だった。しかも充電箇所はマンションにはなく近くの日産のディーラーまで行って、2台しかない充電設備で入れなくてはいけない。しかも高速充電でさえフル充電まで30分以上はゆうにかかる。従って、その時は電池の大きさへの不満、充電施設への不満があり、結局売ってしまった。そして今はどうなのだろう。電池は改良されているようだが(重量の問題もあるが)、充電施設はあまりじゃないだろうか?
自分の車のコレクシションにフェラーリの296シリーズがある。フェラーリは優れた会社だと思うが、このシリーズはハイブリッドで高出力を出す車だが、極めて難解な電気系統をしている。モーター部分と、そもそもの車の電気系統が別で、常に両方のバッテリーを気にしていなければいけない。逆に812と言うシリーズはNA(自然吸気)エンジンで、ダイレクトに12気筒のエンジン出力が伝わってくる一番好きな車だ。
ポルシェもEV化を掲げ、新しい911はハイブリッドにしたが、あまり評判はよろしくないようだ。やはりポルシェもエンジンだけのほうが運転していても楽しい。
つまり、車は単に移動するだけのものではなく、運転する楽しみがある趣味性の要素も大いに含んでいる。それをやれ環境だと言っても、やはり魅力を削がれた車に惹かれる事はない。今後は環境適応と車そのものの魅力とをうまくバランスして欲しいものだ。多分、自分は死ぬまでNAだと思うけどね。