THE LIFEFUMIO TAKASHIMA
ダイアリー2026.3.31

TV無し生活

単身若者男性の4割がTVを持っていないらしい。確かにスマホやPCがあればネットフリックスやYouTubeは見れるし…だが。しかしなぁ、俺は思うけど地上波があまりにも面白くないからだよ。いつの間にかのさばる芸人ばかりのくだらないバラエティやワイドショーばかり。おまけに大量のCM。いい番組はほんと限られている。そう思うと実際にTVはあっても観ているのは地上波以外の方が長いかもしれない。大きな画面があった方がいい映画や4Kなどは大型TVの方がいいだろうが、ドラマやSNSなどはスマホでもじゅうぶん楽しめる。となるとあの大きい黒い家電は要らないとなるのだろう。そしてTVの価値観も随分と変化してきたのも確かだ。昭和の頃はTVというのは家の中の立派な調度品だった。その代表的なのが1965年にパナソニックが発売した「嵯峨」、また1967年に発売された三菱電機の「高雄」だ。今の黒い面だけのTVではなく、周りが家具のように縁取られ、スピーカー部分にも特徴があった。当時少し裕福な家の間取りは今のようにリビングルームとは言わず、応接間というのがあり、そこには立派なTV、ステレオ、サイドボード、応接セット、絨毯があり、呼ばれた客はサイドボードから出されたブランデーを飲みながらTV鑑賞をさせられるというもてなしを受けていた。今では想像できない生活スタイルだが、豊かさの証のようなスタイルだった。将来を考えるとTVは確実になくなってゆくのだろうと思う。大迫力で見たければ壁や空間の中に映し出せるようになるだろうし、ゴーグル型デバイスで観れば全ての視界が映像になる。もちろん現代の方がはるかに便利だし、いつでもどこでも何でも見れるわけだが、なんか昭和の頃のTVの存在感や、あの頃のライフスタイルが何となく今より豊かだったんじゃないかなぁと感じてしまうのは何故だろうか?俺がいつも思う「便利は豊さをもたらしなのか」という疑問に共通してしまうのだ。

「ま、君、とっておきのブランデーがあるんだが一杯どうかね」なんて言いながらね。

※写真は「嵯峨」  CMは https://youtu.be/_h19l-Ud29E?si=hj7E8xZE8BvbZpnw